これまでずっと歯磨きを嫌がってた方なので、これはすごく嬉しい成長です。今回は、なぜ娘が急に歯磨きをするようになったのか、その推測と、それに伴う盛大な失敗談についてお話しします。
なぜ急に歯磨きをするようになったのか?

我が家では、子供向けの安い電動歯ブラシを使っています。ボタンを押すと振動して、ブラシがピカッと光るタイプです。どうやら、この「光って振動する」のが娘の興味を引いたのかなと思います。
そこで、もっと興味を持たせようと思って、鏡の前に私が座り、その膝の上に娘を乗せて、一緒に鏡を見ながら歯磨きをする、というのをやってみました。
これが大ヒット。最近は「歯磨きするよー」と言うと、喜んで私の膝の上に座ってくるようになりました。
以前、娘が自分で磨く練習用に、別の普通の歯ブラシを買ったこともあったんですが、それはカミカミするだけで全く磨かず、完全な無駄遣いに終わりました。
こっちがやらせようとしてもマジでやらないんで、子供が興味を持ったタイミングを逃さずサポートしてあげるのが大事なんだなと、改めて思いましたね。
【大失敗】せっかくの成長の芽を、私が摘んでしまった話
しかし、です。
ここで私が大きな失敗をしてしまいました。それは、歯磨きの最中に動画を見せていたことです。
もともと歯磨きを嫌がっていたので、動画で釣ることで、なんとか協力してもらっていたんですよね。その習慣が仇となりました。
娘はある時、気づいてしまったんだと思います。
- 自分で歯磨きする時 → 動画は見れない
- 親に歯磨きしてもらう時 → 動画が見れる
この法則に気づいてからというもの、娘は自分で歯磨きする時間をさっさと終わらせて、「はい、交代!」とばかりに私に歯ブラシを渡し、動画を要求するようになってしまいました。
せっかく「自分で磨く」ということに興味を持ったのに、その成長の芽を、親である私が動画という安易な手段で摘んでしまったわけです。これは大失敗でした。
まとめ:子供の「やりたい」気持ちを大切に(お金も)
子供の「やりたい」という気持ちの波をうまく捉えるのは、本当に難しい。今回の件で、せっかくの成長の機会を逃さないためにも、
- 子供が興味を持ったことは、一緒に楽しんで、もっと深めてあげる
- 安易な「ご褒美」で、本来の目的から目を逸らさせない
ということが大事なんだなと痛感しました。
まぁ、自分で歯磨きできるようになったのは事実なので、次は動画なしで自分で磨く時間をいかに長く楽しめるか、という次のステップに進まないといけないなと思っています。
