我が家の娘も、もうすぐ3歳。それなのに、いまだに全然歩いてくれません。外に出れば「抱っこ!抱っこ!」と言って泣いてしまうのが日常です。
調子が良いときは1kmくらい歩くこともあるんですが、基本的には数メートルでギブアップ。
しかも最近は知恵がついてきて、「お腹が痛くて歩けない…」「足が痒くて歩けない…」など、もっともらしい理由をつけてくるようになりました。
今回は、そんな「歩かない2歳児」と日々せめぎ合っている我が家が、試行錯誤の末に見出したいくつかの対策と、親としての葛藤についてお話しします。
歩かない2歳児への改善策2つ
色々と試した結果、我が家で比較的効果があったのは2つの方法です。
改善策1:両親で手を繋ぐ
これが、一番シンプルで効果的な方法でした。父親と母親が、子供の両手を片方ずつ繋いで、3人横並びで歩く。なぜか分かりませんが、これをやると「抱っこ!」と泣いている時でも、結構な確率で機嫌が直って歩き出してくれます。両手がつながることで、安心するのかもしれませんね。
改善策2:報酬を与える

やっぱり、報酬は強いです。何かしらのご褒美を提示すると、歩く距離が少し伸びることがあります。ただ、これは後述しますが、親として色々と思うところもあります…。
親としての葛藤:歩いてほしい、でも抱っこもしたい
正直、私の脳内は常にせめぎ合っています。
子供を抱っこできる期間なんて、人生のうちでほんの一瞬。だから、求められるうちは可能な限り抱っこしてやりたい。その気持ちは、すごく強くあります。
でも、一方で「すぐに抱っこをすると、発育や発達に良くないんじゃないか?」「泣けば思い通りになる、と学習させてしまうんじゃないか?」という不安も、もちろんあります。
まとめ:答えは出ない。でも、いつかは歩くはず
結局のところ、この問題に「これが正解」というものはないんだと思います。子供の機嫌も、親の体力も、その時々で違いますからね。
ただ、周りの話を聞いても、「抱っこばかりで歩かなかったせいで、足が悪くなった」なんて話は聞いたことがありません。だからきっと、そのうち歩くようになるんだろうな、と。

今はまだ、子供の「抱っこしてほしい」という気持ちと、親の「歩いてほしい」という気持ちの間で揺れ動きながら、日々の最適解を探していくしかなさそうです。