
子供が生まれたのでヤマハの電動自転車(正式には「電動アシスト自転車」)を買いました。非常に快適で、買い物や遊びに行くにも大活躍したので、さらにもう1台パナソニックの電動自転車を買い足しました。
電動自転車を買う前って、「アシスト力が強くて快適なやつがいいなぁ」と思っていて、どのメーカーが良いのか色々調べることがありました。しかし実際にヤマハ、パナソニック両方乗ってみたところ、アシスト力にそんなに違いがないことがわかりました。
なのでこの記事では、これから電動自転車を買おうとしている人に向けて、「アシスト力で比較するのはあんまり意味ないよ。それ以外で比較すれば良いよ」ってことを、実体験と情報を通じて解説していきます。
ヤマハとパナソニックを両方買って乗り比べましたが、アシスト力や坂道の乗り心地に大きな差は感じませんでした。
- 子供を乗せるなら:ヤマハ PAS Babby un SP
- 普段の買い物なら:パナソニック ビビ・DX
メーカー名だけで決めるより、子供乗せ・買い物などの用途を先に決めて、価格、重量、バッテリー容量、チャイルドシートの使いやすさで選ぶ方が失敗しにくいです。
結論:ヤマハとパナソニック、アシスト力はどっちも大差なし

私が購入したのはヤマハとパナソニックの電動アシスト自転車。どちらも子供を乗せることができるママチャリですが、ヤマハにはリヤチャイルドシートが付いていて、パナソニックの方は付けていません。その他詳しいスペックは以下の通り。
| 商品名 | PAS Babby un SP※ | ビビ・DX |
|---|---|---|
| メーカー | ヤマハ | パナソニック |
| メーカー希望小売価格(税込) 2026年8月確認 |
178,200円 | 143,000円 |
| タイヤサイズ | 20 | 26 |
| 重量 | 32.7kg | 27.7kg |
| バッテリータイプ | 15.8Ah | 16Ah |
※:リヤチャイルドシート含む
ヤマハは子供を乗せる目的のものなのでタイヤサイズが小さいし、重量もあります。一方のパナソニックは買い物等での利用を目的としているので、大きめのタイヤサイズでチャイルドシートもないので重量はちょっと軽くなります。
このように色々とスペックに差はあるんですが、アシスト力に関しては全く違いを実感しませんでした。今回パナソニックの方が大きいタイヤサイズだから、ヤマハのよりもっと楽なのかなと思いきや、坂道でも乗り心地は変わらずです。
電動自転車のアシスト力は法律で上限が決まっている
ではなぜ違いを実感しなかったのか。これはおそらくアシスト力の上限が「人力の2倍まで」と法律で決まっているからだと思います。
つまりヤマハもパナソニックもブリヂストンもその他大勢も、結局のところマックスの値はみんな同じなわけです。もちろん多少の違いはあるだろうけど、乗ってみると「違いがわからん」という感想になります。
アシスト力は数値非公表!メーカーのランキングを頼るしかない

電動アシスト自転車は各自転車のアシスト力を数値で公表していません。例えばバッテリーの容量なら数値化されており、メーカーが異なっていても同じ基準で比較できます。しかしアシスト力は数値化されていないため、単純な比較ができません。
ただし、メーカーによっては「☆」などの表記でアシスト力をランキング化しています。ただこれも独自の基準になるので、違うメーカー同士での比較ができません。
今回購入した2台はどちらもアシスト力最上位のモデルです。最上位=法律の上限いっぱいのアシスト力だと思われます。だからこそメーカーが違っても、アシスト力の違いはわからなかったんだろうと思います。
これが例えば上位モデルと下位モデルの比較であればアシスト力の違いも明確なんでしょう。
結論:アシスト力だけでなく価格・バッテリー容量・積載量などでも比較するべき

- アシスト力重視なら、各メーカーのアシスト力ランキング最上位の機種を選ぶ
- その中で価格やバッテリー容量等を比較する
Amazonでヤマハ・パナソニックの価格を確認する
私が実際に乗ったのは「PAS Babby un SP」と「ビビ・DX」です。下のヤマハは同一車種ではなく、Amazonで販売されている2026年モデルのPAS Babbyシリーズ(PA20BB)です。子乗せPASの現在価格を見る候補として掲載しています。
パナソニックは、記事で乗った車種と同じビビ・DXシリーズの2025年モデル(BE-FD633)です。
価格、カラー、販売店、組み立て・配送条件は商品ページで確認してください。
もちろん私が乗ったのはたった2台だけです。しかしたった2台とはいえ、ネット上でアレコレ言われているほどの違いを感じなかったのも事実。
アシスト力が高い自転車を求めるなら、まずは各メーカーが公表している、アシスト力ランキング上位のモデルから選べばOK。
その上で、例えば子供を乗せる目的ならばチャイルドシートの構造やベルトの着脱方法で比較したり、もちろん価格だったり、重量だったりで各メーカーの車種を比較してみると良いと思います。
Amazonの格安電動自転車はアシスト力が弱い?
Amazonを見ると、大手メーカーだけでなく、価格の安い電動アシスト自転車も販売されています。
しかし、個人的には家族で日常的に使う自転車として、この辺はあんまりおすすめしません。
安いからアシスト力が弱いとまでは断定できません。ただ、大手メーカー以外ではアシスト力の目安が分かりにくい車種もあり、修理やバッテリー交換をどこへ頼めるのかも購入前に確認が必要です。
特に公道で乗るなら、電動アシスト自転車の基準に適合しているか、型式認定のTSマークがあるかを確認した方が良いです。価格だけで選ばず、仕様、修理体制、試乗できるかまで見て判断するのがおすすめです。
フル電動自転車は「電動アシスト自転車」とは別物

ここまで比較してきたのは、ペダルを漕ぐ力をモーターが補助する「電動アシスト自転車」です。
一方、ペダルを漕がなくてもモーターだけで進める、いわゆるフル電動自転車は別の乗り物です。アシスト力が強い自転車として比較するものではなく、公道では車両区分に応じたルールが適用されます。
注意:フル電動自転車は漕がなくても進むので原付扱いに
そうなんです、フル電動自転車は原付扱いになるため、歩道を走れません(厳密に言えば通常の自転車も基本的には歩道を走れないけど)。また、自賠責の加入や免許も必要になるため、電動アシスト自転車ほど気軽な乗り物ではなくなります。
免許不要で乗れる特定小型原動機付自転車もありますが、車体の大きさや最高速度などの基準を満たした別区分です。ペダルが付いている、モードを切り替えられるというだけで、普通の自転車として扱われるわけではありません。
子供乗せや買い物用の自転車を選ぶ今回の話では、フル電動自転車は候補に入れず、型式認定された電動アシスト自転車から選ぶのが良いと思います。
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